2019年05月23日

韓国南部をバス周遊

今回の韓国南部をバス周遊して不便に感じたのは、バスターミナルが郊外にある都市が多いことだ。

周遊した大邱、晋州、麗水、光州、全州の5都市うち、麗水、光州、全州の3つは郊外にあった。晋州も長距離路線は、少し郊外にある。
バスターミナルが郊外にあると旅行者にとっては不便だ。最も不便に感じたのは光州だ。ここのバスターミナルはショップ、飲食店がたくさん入居している大型モールの「U-spuare」の一角にあり、新しい巨大な建物だ。光州への到着時には、ターミナル内に大型書店が目に留まり、好印象だった。
ところが、地下鉄(光州の地下鉄は一路線のみ)の最寄りの駅まで2キロ以上離れている。ターミナル内のインフォメーション・カウンターの女性に地下鉄駅までの道のりを尋ねたが、あまり要領を得ない。地下鉄への表示図もないし、歩き出して分かったことだが、バスターミナルから地下鉄駅まで移動する者などいない。都市人口は150万人なのに地下鉄利用者は少ない。駅構内は閑散としていた。

バスターミナルと地下鉄がまったくリンクしていない。世界的にも珍しい。光州は政治スローガンが先行(していると思われる)都市づくりで、その施設単体だけ見ればよいのだが、全体的としては調和を欠く都市だ。このことは他の機会にまた記す。

5年前はレイル・パスを使って列車周遊(主にKTXを利用)した。その時、慶州はKTX(韓国高速鉄道)の駅は、急行を含む在来線の駅とは異なる場所に、それも郊外に新設されていた。
繁華街あるいは在来線の中央駅までバスかタクシーを利用しなければならない。太田も全羅北、南道行きには、「西太田駅」に移動が必要。こうした不便さがある。これは、台湾の高速鉄道では、いっそう顕著である。

大邱も光州のバスターミナルと同様に、ショップ、飲食店、映画館など入居している大型商業施設内にあった。こちらは地下鉄駅と密接にリンクしているので問題ない。ただ、大邱は今回が3度目。1度目は20数年前に安東へ行く途中、それから2度目は世界遺産、海印寺への訪問時。その時に利用したバスターミナルは、その東大邱の巨大バスターミナルとは異なり、小規模のものだった。最初に東大邱に着き、見渡すもバスターミナルらしくものはない。尋ねた人から、「あの向こうのビル内にある」と、指さされて驚いた。

なお、長距離バスじたいは、搭乗したすべてのバスが定刻発車。座席も広く(日本よりもやや広い)、快適だった。

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大邱の中央バスターミナルは大型商業施設内にある
posted by 太田黒 剛 at 16:51|