2018年10月12日

走れないオクラン

ランナーにとって10月はオクラン(オクトーバーラン)。
最初に「オクラン」という言葉を知った時には、<別に〜>、単に商売として盛り上げていこうというイベントだろう、クリスマスやヴァレンタインのように、と気にもしなかった。

そのオクランは、今から半世紀くらい前の1970年代のアメリカで市民ランナーたちの間で使われ出した言葉、イベントだという。『月刊ランナーズ』の今月号に挟んであったバックナンバー記事で初めて知った。

ランナーにとって、シーズン到来となるオクランの初っぱなに、不覚にも足を故障してしまった。10月1日に3年前に痛めた足底痛が再発した。
夏場も時々、痛むことがあったが、距離は減らさずに走っていたが、とうとう痛くて走れない(歩いても痛む)まで悪化した。今月のエントリーしているマラソン大会(フル)にはとても間に合いそうにない。

今年のオクランは、走るのを我慢する10月になりそうだ。
posted by 太田黒 剛 at 16:49|

2018年03月24日

「キプサングは前夜から下痢で医者に手当を受けていた」(スポーツライターの武田薫さん)

定期購読している『ランナーズ』の最新号を読む(いつも晩酌しながら読む)と、注目すべき箇所があった。
スポーツライターの武田薫さんの連載コラムの「マラソンの行方」(この人のこのコラムはいつも愛読している)で、
「実は、優勝候補の筆頭であるキプサングは前夜から下痢で医者に手当を受けていた。この情報はレース前にある筋から私の耳にも入っていた」
とある。

ウィルソン・キプサング(ケニア)は、今年2月の東京マラソンの時は、12キロ過ぎで早々と途中棄権。キプサングは前年の東京マラソンにて2時間3分台で優勝した。32キロ過ぎあたりからトップ独走で、その優麗な走る姿を見て、私はテレビ画面にかぶりつくくらい瞠目した。マラソンのレース展開で感動することはあるが、走る姿そのものであれほど魅了されたことはなかった。

今年は、そのキプサングは、最初の集団走の時から精彩を欠いているように思えた。そして、早々と棄権。「下痢で医者に手当を受け」るほど、体調を崩していたとは…。

今年に入ってのマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)選考レースである東京、びわ湖、名古屋ウィメンズをテレビ観戦しての感想を付け加える。
日本人の有望若手選手を見ていて思うのは、大学で活躍した選手も、実業団の1,2年目で故障すると、その後がたいへんだ。設楽兄弟も、啓太は故障、悠太は故障しなかった。学生の頃まで「設楽の遅い方」と言われていた悠太は日本記録を更新。双子でこれだけのタイム差が生じている。同じ東洋大出身の服部勇馬は故障中で欠場。駒沢勢の村山謙太、窪田忍、そしてびわ湖で日本人1位だった中村匠吾もみな1,2年目で故障している。
女性では、地元熊本出身で応援していた前田彩里も1年以上、大会で参加できないほどの故障をして、復帰戦である名古屋ウィメンズでは前半、早々とトップ集団から脱落した。
故障はこわい。若き有望ランナーの才能をも奪う。
posted by 太田黒 剛 at 11:22|

2017年11月27日

「おがた5千石マラソン大会」に参加

先週木曜の祝日は、大分の「おがた5千石マラソン大会」に参加した。
フルは今年からで参加者は150人弱。今まで参加者した中では、最小規模。
ハーフ、10キロ、5キロ…たくさん参加コースがあり、主催者によると総勢参加者は800名強とのこと。
フルのコースはハーフコースを2周するもので、コースの累積標高は968m。起伏があり、風も強く、難儀なコースだった。同じコースを2周するのは、後半のコースが分かるので便利な反面、1周目で帰ってきた時に<やめようかな>との気弱な気持ちがふとよぎる(苦笑)。

コースは日本のナイアガラ滝といわれる「原尻の滝」という大きな滝を基点とした場所で、壮観な景色(しかし、かの地へ行ったことはないが、ナイアガラ滝とはスケールが違うだろう)。

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多くは山間田園地帯の集落と集落を結ぶ道路。「馬背戸米」という小さい看板が幾つもあった。この地のお米のブランド名だろう。マラソン大会名には「5千石」。昔は、収穫したコメを馬の背中に運んだのだろうな。西南の役では、大分の旧中津藩の士族の一部が薩摩軍に加わり竹田を攻めた。その後、臼杵も一時、占拠。彼らもこのあたりの豊後地方を通ったのだろうか。村田新八を描いた『武士の碑』(伊東潤著)を読み終えたばかりなので、走っている時にそんなことも思い浮かんだ。

走り自体は、目標としていた1キロ4分30秒のペースが最初から維持できなかった。スピード不足。それでも30キロ以降の失速はなかった。ネガティブ・スプリット(前半より後半の方が速い)ができた。前半の1周目は、50メートルほど前方のランナーをいくら走っても差が縮まらないのに、2週目の後半は、面白いように前のランナーを「拾って」いける。10月と11月で30キロ峠走を5本やったかいがあった。
posted by 太田黒 剛 at 16:30|